うつ病について
WHO(世界保健機関)の疫学調査によれば、うつ病の有病率は人口の3〜5%という数字がでています。従って、うつ病という病気は、決してめずらしい病気ではありません。
むしろ、よくある病気〈コモン ディジーズ〉と考えたほうが良いのではないでしょうか。
なかでも多いのは、軽症のうつ病で、うつ症状が軽く身体症状が強いために、患者さんは一般の臨床科を訪れることになります。しかし、そこでいろいろな検査をして「異常なし」と診断されて、それで済まされてしまうことが多いので、うつ病が見逃されてしまうことが少なくないと言われています。
このサイトでは、うつ病の種類や予防法、そしてうつ病の克服法について考えてみたいと思います。
うつ病とは、不安や焦燥、または食欲がなくなったり不眠などの症状がおこる気分障害で、精神疾患のことです。
うつ病は従来「精神的な病」と言われていたのですが、最近では研究が進み、「脳の病」であるという考え方をされるようになり、薬物療法がうつ病治療の主流になってきています。
この薬物療法によってうつ病の治療は比較的簡単になりました。うつ病患者の8割以上の人が治療を開始して2〜3週間ほどで回復に向かうそうです。
ただ、うつ病患者の半数以上は治療を受けないのだそうです。うつ病は治療を行えば治せる病気なのですが、うつ病を疾患しやすい人の性格的なものが治療をうけない原因のひとつだと考えられます。
うつ病の薬物治療とはうつ病の患者の脳の中に不足しているドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内物質の分泌を促進させるうつ病の治療法です。
うつ病には、日常生活するうえで支障をきたさない軽症のものもありますが、重度のうつ病では自殺を企図するなど生命に関わるものもあります。うつ病は反復することがおおく、そのような症例では、20年間の経過を観察するなかの自殺の割合は10%ぐらいだといわれているそうです。女性のほうが男性に比べるとうつ病になりやすいと言われています。




